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インド カースト 差別 最下層 男性死亡 は殺人かそれとも自殺か? [カースト]





インド南部で見つかった遺体はイラバラサンさん(19)でした。

実はこの男性は身分制度カースト制の底辺に属する「不可触民」出身で、先ごろ上位カースト出身の女性と結婚していました。

この結婚は暴動に発展したことで、追い詰められた女性の父親は自殺しました。

そんな騒動もあり女性は今年の6月に離別していました。

そして、女性は母親と暮らし始めていたのですが、今年7月に地元テレビ局のインタビューを受けて二度と彼の元に戻るつもりはないと答えていたそうです。

イラバラサンさんの遺体が見つかったのはその翌日で、女性宛の遺書が見つかったということで自殺とされました。

ところがイラバラサンの遺族はカースト制度を肯定するグループに殺されたと主張しているそうです。

新聞でも自殺か他殺かで議論が巻き起こっているようです。

この背景にはインドのカースト制度が色濃く影響しているのですが、カースト制度を理解しないとこの事件は理解できません。

インドのカースト制度はヒンドゥー教にある身分制度が人間を4つのグループに分けて差別を行っています。

その階層は以下の4つです。

ブラフミン
 神聖な職に就いたり、儀式を行うことができる「司祭」。
クシャトリヤ
 王や貴族など武力や政治力を持つ「王族」「武士」。
ヴァイシャ
 商業や製造業などに就くことができる「平民」。
シュードラ(スードラ)
 一般的に人々の嫌がる職業にのみしか就くことしか出来ない「奴隷」。

そしてカーストに属さないアチュートという「不可触賎民」が存在します。

生まれたときから階層が決まっていて生きている間は上位の階層に行くことはできないという思想です。

今の行いにより生まれ変わったら上位の階層になれるという宗教思想なのでカースト制度がなくなっても昔からのしきたりが残るように田舎のほうでは今でも差別が公然と行われているのです。

そんなインドならではの事件というわけです。

いまだにこんな制度が公然と存在していることが問題だとは思うのですが、宗教上の経典なのでなかなかなくならないのです。

イスラム教やキリスト教などでも様々な問題を抱えています。

宗教の功罪で戦争や争うごとがなくならないのは一神教の宗教に問題があるということでしょう。

そろそろ人類も宗教の悪について是正する必要があると思うのですがいかがでしょう。


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